新ジャンルに挑戦 『波動小説』 [波動]

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Mさん/50代・男性

第1作目るんるん私の名前は初島と発します。産まれた時から身体が弱く、良く風邪をひき、直ぐに熱が出る事が数えきれぬ程ありました。

初島は、耳の中に指を入れてかいてしまうと言った癖がありました。

その癖とは、無意識的に指を耳の中を入れてかいてしまうと言ったことでは無く、耳の中が痒くて我慢出来ずに直ぐにかいてしまうと言ったことです。

只でさえ、初島は幼少の頃から、風邪をひいて熱を出しただけで、外耳炎にかかってしまうのです。

ある日、風邪をひいて外耳炎にかかっている最中に耳の中が痒くて我慢出来ない位に痒くなり、我慢出来ずについ、かいてしまいました。

指の爪の引っ掻き傷で耳の中の中耳が傷つき、その、傷に風邪のウイルスが侵入して中耳炎までに悪化さてしまう。

一旦、中耳炎になりますと、雷門がレコードの針に落ちたような痛みとも思われし痛みであります。心像の脈動がなみうつつどに、耳に激痛が走ります。夜どうし一睡も出来ない生き地獄でした。

健常者にとっては、痛みと言う言葉は容易く表現できますし、文字で簡単に容易く、書き記す事が出来ますが、中耳炎の病に苦しんでいる最中の人物にとっては、痛みと言う言葉を発する事も痛みと言う文字を紙に書き記す事も容易では、ありません。

女子では、ない男子に女子しかわかる事が出来ない、生理痛や出産時の病みは、恐らくわからない事とおもいます。従って、女の感情や気性をもった肉体だけが男子であります。オカマと言う異形な存在は、子宮が無い為、女子しか体験する事の無い、生理痛や出産時の病みがわかっているフリしてわからない事とおもいます。

まして、初島は男であり、オカマでも無い為、憶測や妄想でしか考える事が出来ないのが、現状です。だから、初島は自分勝手に思ったのでありました。

中耳炎の病みは、女子の生理痛や出産時の病みと同等か、それ以上ではないだろうか?と、勝手に想像していたのだった。

また、初島は、勝手な妄想や想像で、こうも、妄想した。

女子の生理痛や出産時の病みの方がやっぱり上なのかも?と。

何れにしましても、中耳炎の病みにしましても、生理痛や出産時の病みにしましても、この世に生を受けて来た事に後悔しても、後悔しつくす事が出来ない苦しみである事にはまちがい無い、太鼓判であります。

そして、六年間と言う長かりし小学生活を、終えるや、中学校に進学する年齢に達してしまいました。

この頃から、生きていると言う一分一秒の瞬間そのもの事態かが苦しみであると言う、厭世感と虚無感の苦しみを自覚するようになりました。また、高等学校に進学できるのか?出来ないのか?の学力が問われる、学力競争が当たり前な社会に生きる事、事態が閉塞感を覚える毎日であった。

生きる事の苦しみと考えるようになったということは、当たり前に何事も無く順調に生活できる人物には、感じる事が大半無い事だろうと考えた。当たり前に充実した日々を送る事の出来ない、未来不安と現実恐怖に生きる人物のみが考える事だと、わずか、未成年である初島は痛く思うのでありました。

未来不安と現実恐怖に負け、中学校時代に勉強が何一つ身につかない初島は、高等学校に進学する事は、不可能と教師に告げられた、地元、四日市市何の高等学校は、今の偏差値のままでは、ドッコモ入らない、それ所か、三重県内の何処の高等学校にも進学する事は、難しいとの事であった。

中学校時代の担任の教師が初島なら入れる学校を見つけだして、くれた、実質上、入れる学校は、愛知県内の都築サーフィンスクールか?京都と滋賀県を境目とする、比叡山高等学校だけと言う際どい選択をせまられた。

初島は、山よりも海の学校が良いと考え、都築サーフィンスクールに入学する事を選択した。した。目下5人目の彼と結婚を前提におつき合い中です。今度こそゴールインの予感がしています。


時のご来光堂 玉川 準陽
http://tokino.net/
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