『思天山下の妙』 [波動]
大切な心得 その1
知るべ知る人の道 『思天山下の妙』
大山(たいざん)多きあれど 人添う裾道
裾行けどしても 山遠し
宝山(ほうざん)行くは 心栄整いて近くなる
山峯遠路の如し
棟方興起
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(訳)
知るべ知る人の道 『思天山下の妙』
人生の道先を知る人の生きる道
「高く天山へと望みながら道を下っている不思議」
人間が極めるべき人生の大峯は多くあれど
人間はそこに登って行くつもりでその裾道を
添って歩いているのだ。
その裾道を行けども行けども目的の峯は
まだ遠くにある。
この宝山へ行くには心魂が輝く様になった時
はじめて間近くなってくるのだ。
人生の道は遠く山を望みながら登って行く
山道の様なものだ。
◎玉川 準陽による説話
物事が成就し始めると、人は自分を最高と思い込み、
謙虚さを忘れ、いま来た道を後戻りしてしまいます。
そのようにならないように、この心得を大切に
胸にしまっておきたいと思います。
時のご来光堂 玉川 準陽
http://tokino.net/
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