ドイツRaum&Zeit社の文献 1 [波動]

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『波動のマジックボックス -SE-5による分析とバランス-』 (ドン・パリス著)より

私が夢に戻った時、アルは後ろの方に下がってグラスの水を飲んでいました。彼は深く思いをめぐらせていて、とても集中しているように見えました。彼は我に返ると言いました。「近くの星が私の助言を求めているんです。そこでは、政府がある食料や補助食品類、ハーブなどの購入の自由を制限しようと企てています。これは、製薬会社による陰謀の一部です。それらのものを彼らのコントロール下において、利潤を増大させよう、というのがその目的なんです。」
「これを阻止するための私の役割は些細なものですが、私はホメオパシー的な効果を期待しています。私のとる行動はごくささやかなものであっても、潜在的にシステム全体を変えてしまう、そういう効果をね。」
「はっきり認識していただきたいのですが、あなた方が作り出したも物、例えば政府団体のようなものを油断なく監視することを怠ってはいけません。そういうものは、その団体みずからに奉仕し始めてしまうという傾向があります。本来の目的とは反対の行動をとってしまうことがよくあります。ここでの議論を続ける前に、私はこの件で少々席を外さなければなりません。でも、私がいない間、ドイツの素晴らしい研究者が書いた大変興味深い内容の文献を聞いていてください。」
アルは一人ずつヘッドセットを手渡すとその場を去りました。そして私たちは聴こえてくる情報に心を奪われていきました……。

ラジオニクス、未来のヒーリング法

Radionics,The Healing Method of the Future by Peter Koehne
Translated from the July/Aug.1993 issue of Raum & Zeit,Germany

イギリスの病院では、医師とラジオニクスの技師が緊密な関係で働いていて、看護婦も含めたこれら3者で、それぞれの見地に立った自由な意見交換をしています。それが直接、それぞれの患者への最も良い治療方法として反映されるわけです。反面、ドイツやアメリカでは製薬会社が尊厳と力の頂点を極めていて、ほとんどの医師や研究者はラジオニクス、というスペルも知らないくらいで、その原理や方法などについては全く知られていない状態です。
その言葉を聞いた人の反応はほとんどの場合、「あれはインチキで、効果もないし、第一科学的ではない」というものです。しかし、ドイツや他の国では、独自の考えを持つ医師やヒーリング施術家といったたくさんの人たちにどんどん注目されるようになってきています。一方患者たちの方にも、ホリスティックな方法、というものが伝統的な処置に変わるもの、または補助的に使うべきもの、という認識が高まってきています。
ラジオニクスが非常な成功を収めたのは今世紀初頭でしたが、その後もイギリスでは数十年間にわたってオーソドックスな医薬の代替物として利用されてきました。そして今も世界中のいたるところで、表舞台には登場しないもののしかし確かに生き続けています。これは診断や治療において非常に便利な道具で、潜在能力はとても高く、また他の診断や処置方法に比べてはるかに包括的です。大学で学ぶ医学のはるか先をゆく技術であり、ニュートン的な世界観とは相容れないものです。
ラジオニクスはホリスティックな道を歩む科学、と見ることができるでしょう。ラジオニクスを理解するためには、その起源とそれに続くアブラムス、ドラゥン、ヒアオニマス、デ・ラ・ワーといったパイオニア達による発展の歴史などについて知っておく必要があります。その基本的な原理、手法、効果といったもの、例えば内的に連結された世界や生命、想像力と直観力、シンボルの与える影響といった知識は、何千年にもわたって知られてきたものです。
その源流はまず、さまざまな要素の「調和」に対する理解を説いたアーユルベーダに求めることができます。その後紀元前400年、ヒポクラテスは全体論的(Holograhic)な世界観をすでに記述しています。パラセルサスはルパート・シェルドレイクよりもはるか以前に形態・形成の場、ということを考案していました。ホメオパシーを開発したサミュエル・ハーネマンの努力がラジオニクスにその基礎を与えたとみていいでしょう。情報的な振動以外、試薬の実体は理論的に全く残らないように高度に希釈された試薬が高いポテンシーを持つこと、このことがラジオニクスにスカラーのアンテナを使った情報の送信を可能にさせたのです。

ラジエーション+イオニック=ラジオニクス

ラジオニクスという言葉は、1930年代に、当時の装置プローブ(探り針)が送受信していたエネルギーを記述するために、RadiationとIonicという単語を合わせてつくられました。しかし現代の技術的な基準からすると、ラジオニクスという名前は「ラジエスタシア(Radiesthesia)=放射感応能力」と「エレクトロニック(Electoronic)=電気的な」という言葉に由来すると考えた方がよいかもしれません。何故なら現代のラジオニクスはオペレータの直観力を増幅してくれるように特別に調整された装置を使って、そのオペレーターの直観力を利用して情報的な場、形態形成の場に働きかけてバランスを取る、という仕組みになっているからです。ラジオニクス装置は、こういう高い精神状態の力、そして霊的な力によって動いているのです。
ラジオニクスの起源はアルバート・アブラムス博士(1863-1924)にさかのぼることができます。彼は病理学の教授で、カリフォルニア州スタンフォード大学の医学部長、そしてまたサンフランシスコ医師会(San Francisco Medical-Surgical Society)会長でもありました。彼は相続した財産のおかげで医学の研究に没頭することができました。彼は最初サンフランシスコで学びましたが、年齢が若すぎて学位を得ることができませんでした。その後、ドイツに渡った彼はハイデルベルグ大学に学び、最優等で卒業しました。その後、彼はヨーロッパ中をまわってたくさんの場所で当時有名だった学者がや研究者たちと共同研究を続けました。アメリカに戻ってからは、その後多くの実績によって有名になるのにあまり時間はかかりませんでした。

打診用人体マップ

ラジオニクスの重要なステップは「奇妙な偶然の一致」から起こりました。唇に悪性腫瘍ができた中年の男性患者に対して、アブラムスは当時の普通の診断法―打診をしていました。すると、へその上のあたりに、中に隙間ができているような不思議なにぶい音を感じたのです。
彼の注意をひいたのは、このことが患者が西を向いている場合にだけ起こった、ということです。横になることも含めて、他の方角では起こらなかったのです。彼は別の病気にかかっている他の患者たちも調べました。その結果、胃の部分にそれぞれの病気に対応する特別な場所を見つけました。その後の研究で、彼はさまざまな病気のパターンが記された打診用のマップを作り上げました。ここで重要なのは、音の変化を感じるためには患者の向きが重要で、患者は絶対に西を向かなければならなかった、ということです。
彼の生徒のうちの何人かは、この音の変化を感じることが困難だったので、彼は新しい方法を考案しました。それは、彼が「鈍い音」を感じた腹部の部分にガラス棒をおいてそれをこすり、「指がくっつく」効果をみる、というものです。この「くっつく」効果は現代のラジオニクスでも採用されています。
アブラムスはこの発見が従来の診断方法を完全に変えてしまうものになるだろうと考えました。彼はこの効果は、通常の原子の波動に対して起こる偏差によるものだと見ていました。これを後に彼はERA(Electronic Reaction of Abrams)と名付けました。このERA技術がのちにラジオニクスと呼ばれるものの原型になったのです。
それから彼はさらに前進しました。もしも原子が変化した結果、分子的に波動の変化が起こり、それが身体から送られているとすると、外からそれに影響を与えることも可能なのではないか?と考えたのです。
彼は病気に冒された組織のサンプルを容器に入れ、健康な被験者の頭の横に置きました。彼の仮説は証明されました。被験者は完全に健康な状態なのに、あたかもそのサンプルと同じ病気にかかっているような診断反応が現れたのです。
次のステップは理論的なものでした。もしもこれらの放射が電気的なものであるとすると、それはケーブルを通じて伝えられるのではないかというものです。彼はケーブルの一端を被験者の額に繋ぎ、もう一端は仕切りの向こう側の病気に冒された組織のサンプルに接続できるように準備しました。そしてアブラムスが被験者を診る際に、ケーブルの一端を持った助手は、アブラムスにはわからないように、そのケーブルを何にも接触させないか、あるいは組織のサンプルに接触させるかを選択したのです。
再び仮説が証明されました。コードが何にも接触していないときには反応がありませんでした。そして、コードが組織に接触されたときには健康な被験者にそのサンプルの病人と同じ反応が出たのです。彼はサンプルの病気の種類を変えて研究を続けました。その結果、健康なはずの被験者が見せる反応は、彼が作成した打診用の人体マップに一致することが分かりました。
この一連の実験で、組織のかわりに患者の血液を使っても同じ結果が得られました。この時点で、患者を診断するのには血液で十分、ということになりました。もはや患者本人がその他の形態形成の場的な情報を含むもの---唾液、尿、髪の毛、爪などとともにラジオニクス分析に利用されています。
その後進んだ研究では興味深い効果が発見されました。健康な被験者を、マラリアの抑制薬であるキニーネにつないでおくと、マラリア患者の血液といっしょに測定してもマラリア特有の音が消えてしまうのです。彼は伝統的な方法では発見できなかった様々な病気に対する効果的な対処法を発見することができました。

時のご来光堂 玉川 準陽
http://tokino.net/
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