波動の場(Subtle Energy Fields)を分析する [波動]

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『波動のマジックボックス -SE-5による分析とバランス-』 (ドン・パリス著)より

今では、これがSE-5の使い方を学ぶための速成コースであることが明らかになりました。
その夜、私があの教室に戻って行くと、彼は、ますます興奮して話を続けました。

「それでは、この驚くべき道具の使い方にとりかかりましょう。」テクノ・グルは続けました。「一般的な疑問にはお答えをしながら進めていくつもりですから、途中で解らないことが出てきたら、気軽に聞いてください。どんな質問にもお答えします。」彼は言いました。
その機械を手に、彼は腰を下ろしました。彼は、それをまるで大切な楽器のように慎重に取り扱いました。そのことを指摘すると、彼は答えました。「ある意味では、その通りですね。この機械はそれほど壊れやすいわけではありませんが、私は繊細な機械として願っています。」
まず最初に必ず何か金属(SE-5以外の物)に触れアースをし、それから電源を入れます。始めにアースをするわけは、この小さなシャープのコンピューターは、静電気にとても敏感で、合成繊維の絨毯の上を歩いたり、ポリエステルの服を着ていたためにバチッときたりするとそれだけで壊れてしまうことがあるからです。電源を入れると、SE-5は自動的に約5秒間の「クリアリング・サイクル(Clearing Cycle)」に入ります。これは、セルの中に残っている可能性のある情報を消去するためです。」と彼は言いました。
彼は先にSE-5の電源を、次にシャープのコンピューターの電源を入れました。「どなたか自分を分析して欲しい人はいませんか?それとも私自身をやる方がいいですか?」彼は尋ねました。人々の間に興奮がさざなみのように広がりました。私たちは無言で控えめに顔を見合わせました。沈黙のうちに、年長の男性が志願することをみんなは了解しました。「お名前は何とおっしゃいますか?」男性が一歩前に進み出ると彼は尋ねました。
「ジョンです。」男性は答えました。
「志願してくださってありがとう、ジョン。私はアルファXと申します。でも、アルと呼んでください。」
彼はジョンのうなじの毛を一本切り取ると、SE-5のケースからグラシン紙の封筒を取り出し、その中に入れました。「このデモンストレーションには毛を使いますが、誰かに対して繰り返し継続的に実験を行おうという場合には、私はSE-5に付属しているポラロイドカメラを使うことにしています。」
写真を使う、と彼が言った時、ジョンは少し眉をあげました。アルもそれに気付いたのでしょう、彼は言いました。「写真と毛髪の事について説明しましょう。毛髪は、簡単です。私たちの体のあらゆる細胞は、その他の細胞と即時に情報のやり取りができるのです。私たちの体のあらゆる細胞は、その他の細胞と即時に情報のやりとりができるのです。
ロバートストーンの『The Secret Life of your Cells』(あなたの細胞の神秘な力・祥伝社刊・1995年)を読むと、納得がいきます。この本はクリーブ・バクスターの実験をもとに書かれたものです。バクスターは、ポリグラフをうそ発見器として公に利用したことで有名です。EEG(Electro-Encephalograph脳波計)はポリグラフの基礎であり、バイオ・フィードバック中の脳波の測定でよく知られています。バクスターの行った実験の一つは、人の唾液をEEGにかけるというものでした。」
アルが、再びリモコンを手に取ると、バクスターが行った仕事のホログラフィックビデオが映し出されました。それは、彼がある男性の口から採取した細胞をEEGにかけて調べているところから始まりました。それからバクスターは、その人を、隠し撮りするためのビデオカメラを設置した隣室に連れていきました。その間に別なカメラでEEGの読み出しを同時に撮影しました。
椅子に腰かけたその男性は、テーブルの上にプレイボーイ誌が載っているのを見つけました。しばらくためらった後、彼はそれを手に取り、ぺらぺらめくり始めました。彼の、この意志決定過程の間も、EEGの針はいくらか動いていましたが、ボー・デレクのグラビアを開いた時ほどではありませんでした。針は、彼が次の写真に移るまで、激しく揺れ動きました。これらの細胞は何ヤードも離れたところで反応を示したのです!
これを証明する為に、彼らは女性の細胞でも実験を試みました。今度はその女性を5マイル離れた赤線地帯に送り込んだのです。売春婦が近寄って来て、彼女に無遠慮に話しかけるたびに、5マイル離れたところにあるEEGの針は目盛りを振り切りました。
アルは続けました。「私たちの細胞は、たとえ肉体と切り離されていても、メッセージを受け取ることができるのだということを、明らかにしました。さて、SE-5の場合、実際に毛髪の情報を読み取るわけではありません。毛髪の分析とは全く関係がないのです。毛髪は、SE-5をあなたの波動の場に同調させるための同調装置の役割を果たしているのです。昔のテレビには、今のようなリモコンではなくて、回転するつまみが付いていたのを覚えていますか?テレビ内部のつまみの奥には、いくつかの水晶が並んでいて、それぞれが別な電波と同調する仕組みになっていたのです。ほとんどの町には小高い場所があって、そこにテレビやラジオの放送局がアンテナを設置しています。
それらの放送局が同時に電波を発信しているのに、その中から一つを選んで受信できるのは、それぞれの水晶が異なる放送局の異なる周波数を選択し、共振するように、他者を切り離す働きをしているからなのです。時には同調コイルやコンデンサーなどの電子機器によって補助されている場合もありますが、まあ例え話としては十分でしょう。実際、鉱石ラジオというものは、ただの針金か、いわゆる猫のひげのようなもので、水晶とイヤホンをつなぐ、ベリリウムと銅の合金でできた細い針金にすぎないのです。
これが科学的だと思えますか?猫のひげと水晶とは。私は子供のころ聞いた物語のノームと妖精が花電話でしゃべっている場面を思い浮かべてしまいます。」アルは笑いました。
「とにかく、」彼は続けました。「毛髪や乾燥させた血液や写真をセルに挿入すると、SE-5は、あなたの(放送)と同調するわけです。毛髪や血液は水晶質の組織でできていますから、理屈に合うとしても、写真はどうなのでしょう?写真のフィルムの感光乳剤には、銀ハロゲン化物の水晶体が入っていて、簡単に言うと、写真を撮影することによって、それが切り取られるわけです。光線があなたにぶつかってはねかえり、フィルムと作用し合うと、それは、あなたに似た、と言うより本質的にはあなた自身の幾何学的なパターンを描き出すのです。少なくとも、それはあなたの小さな一部分だと言えるのでしょう。
アメリカンインディアンが写真を撮られるのを嫌うのは、自分たちの魂の一部を盗まれると感じるからです。SE-5に付属するポラロイドカメラで撮影すると、あなたの波動の場と強く共振するサンプルを手に入れたことになります。これは、現像された後もフィルムの感光乳剤が写真の内部に残っているからです。普通の写真でも使えることは使えますが、ポラロイドが最も有効です。簡単でしょう?」彼は尋ねました。「もちろん、それがわかったからと言って、どうやればこの機械が作動するかが理解できるようになるわけではありません。でもこのことは、はっきりさせておきたいのです。先へ進みましょう。さて、電源は入れたし、毛髪のサンプルもセルに差し込みました。それではどうやって情報を読み取り、測定するのか説明しましょう。これが全ての基本になりますから、よく見ていてください。
まず、何を測定するかを選ばなければなりません。そこで、コンピューターの表示画面に『9-49 GENERAL VITALITY(総合的な活力)』と入力します。9-49とは総合的な活力が有する固有の波動を表すコードなのです。
これらコードの前に+のマークが付くことがあります。これはその数字がポジティブであることを示しており、数値が高いほど望ましいわけです(この場合100パーセントに近づくということ)。もし+マークが付いてなければ、それはネガティブを示し、数値がゼロに近いほど良いわけです。
たとえば、『18.5-62PAIN(痛み)』というコードの場合なら0パーセントが理想的ですね。便利な方法を教えましょう。もし、好ましい物、たくさんあればいいと思うもの、たとえば緑の植物や愛情、上等のアップルパイ等を測定するときには100パーセントから始めるのです。逆に嫌な物、減ってくれればよい物、たとえば庭の害虫やスープの中に落ちた蠅などを測定する時には0パーセントから始めましょう。
これらのコード(例えば9-49)は、今から75~50年前にほとんど経験的に(これは試行錯誤の聞こえのいい言い換えにすぎないのですが)開発されました。SE-5は言葉でもチューニングできます。つまり数字ではなく文字で入力するわけです。分析する時も数字付き、あるいは数字抜きで言葉のみを使うときもあるでしょう。通常は、混線等の妨害要素がないかについて準備項目をまず検査するのですが、荷台もないのに馬を手に入れてもしかたがないので、このことについては後で話しましょう。」アルは言いました。
『9-49 GENERAL VITALITY(総合的な活力)』という言葉をコンピューターに入力したら左手をチューニングつまみに置き、右手をディテクタープレートにのせます。表示画面の数字が少しづつ減少していきました。99、98、97……。」そして値が79.4まで下がった時、アルの右手は突然プレートにくっついてしまいました。
「どうです?文字通り私の手はプレートの上を滑らなくなってしまいましたよ。何故かというと、このプレートの下には幾何学的なアンテナがあり、そこから今の場合、あなたの活力のIDFの情報を伝える共振波を送り出しているのですが、それが共振のピーク、つまり固有の値に達した時、私の指はくっつくような感触を得るのです。
別な言い方をすれば、プレートの分子構造と指の分子構造との間にある種の力が発生した結果、異なった感触が生じたと言えるでしょう。最初はベルベットを撫でているような感触がコンクリートを撫でているような感触に変わると感じる人もいます。神経的な筋肉反応によって筋肉が硬直し、このようなくっつく感じを与えるのだとも言われています。」
誰かが尋ねました。「それはダウジング(水脈占い)のような物でしょうか?」
「そうです。」アルは答えました。「原理は同じです。しかし、SE-5を操作をするには、水脈占い師のように名人になる必要はないのです。電子工学の進歩のおかげで、ほとんど誰もが10分も練習すれば使いこなせるようになるのです。例えば、公園でギターを弾く人を考えてみましょう。その人の近くにいなければ、音楽をはっきりとは聞き取れません。まして、それが日曜日で、大勢の人々が騒いでいたらなおのことです。ダウジングとはギター弾きのすぐ隣に座るようなものです。
そして、SE-5の場合は、PAを持ってきてマイクをギターの横に置くようなものなのです。そうすれば、音楽を大音量でも小さな音でも流すことができるでしょう。送信機を持ってきて放送衛星につなげば、世界中どこででも、自分の好みの音量で、その人の音楽を聴くことができるのです。SE-5を使えば、世界中どこででも、植物や動物などの共振する情報の場に波長を合わせることができるわけです。この場合、放送衛星ではなくて、別な送信機と受信機を使うのですが。後ほどこのことについて話します。さて、あなたのGENERAL VITALITYのIDFは79.4%だということがわかりましたね。」アルは言いました。
「それは、よい方なのでしょうか?」ジョンが尋ねました。
アルは答えました。「それはあなたの年齢や、都市部に住んでいるのか田舎に住んでいるのか、といった他の要因にもよりますが、かなり良いほうだと言えるでしょう。標準よりもいくらか上だと思います。
少しばかり復習してみましょう。私たちはまずSE-5電源を入れ、セルの内部に残ったIDFすべてを除去しました。それから毛髪のサンプルをセルにさしこみましたね。そして、「9-49 GENERAL VITALITY(総合的な活力)」とコンピューターに入力し、79.4%という数値を得ました。このまますぐにIDF9-49のバランスをとることもできますが、今回は別な方法を試してみます。別なIDFのバランスをとることによって、9-49の数値を上げることができるかどうかを調べる基準にしたいと思います。」アルは言いました。
「もし、これが果物か何かだったら、すぐそのままバランスをとるでしょう。そうするためには、チューニングつまみを100%の位置まで回して、メジャー・バランス切替スイッチをバランスの位置に合わせ30秒程度待てばよいのです。それから、メジャーの位置に戻し、先ほどと同じやり方で9-49の数値がどの程度上がっているか測定します。もし90%程度までしか上がっていなければ、再度バランスの位置に合わせて30秒間待ってから測定するのです。ここまでやれば、たいてい100%まで上がっているはずです。しかし私たちは、ジョンのIDFを例として測定しているわけですから、後で詳しく検討するために、今のところはただこれを書き留めて置くだけにしましょう。」アルは私に、総合的な活力……79%と書き取らせました。
彼は続けました。「これが、どんな情報にチューニングする時にもたいてい使われる測定方法です。それでこの手順を最初に紹介したのです。実際には、妨害要素がないかどうか、情報を読み取ったりバランスを調整するのに適当かどうかを調べるために、準備項目(PRELIMINARY TUNINGS)をまずチェックします。
熟練者にとって、状況が適当かどうかを判断する能力は、最も重要な資質の一つであると言えるでしょう。これらのことを絶えず確認することによって、正確な情報を把握し、効果的な調整を行うことができるのです。」その準備項目(PRELIMINARY TUNINGS)とは次の通りです。

+100-0 ENERGY PURITY (エネルギーの純粋性・高いほどよい……100%)
13-17 Interferencs A(妨害要素-A・低いほどよい……0%)
29-80 Interferencs B(妨害要素-B・低いほどよい……0%)
50-57 Interferencs C(妨害要素-C・低いほどよい……0%)
70-79 Interferencs D(妨害要素-D・低いほどよい……0%)

測定を進めてゆくためには、まず、準備項目についてのチェックをしなければならないと彼は言い、その結果すべてについて問題がないことがわかりました。「これで測定が始められます。これからの一連の操作を終えたら総合的な活力のIDFをもう一度測定してどのくらい数値が上がったか見てみましょう。
それがすんだら、生体場全般のシステムをチェックして、この分野をもっと深く見てみる必要があるかどうか調べてみましょう。この生体場と言う概念はおおむね中国医学からきているものです。鍼治療と指圧は中国医療の二本の柱と言えます。」彼はそう言うと、別な表を私たちに見せました。

ラジオニクスSE-5 1000について
https://ecocjay.blog.ss-blog.jp/2021-07-02

時のご来光堂 玉川 準陽
http://tokino.net/
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